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古来のお祭りのイメージを残したオーストリアのクリスマス。

ゲルマン民族の間で行われていた冬祭り「ユール」。大きな丸太を燃やして一晩を過ごします。フランスのクリスマス菓子「ブッシュ・ド・ノエル」の原型になったといわれています。

悪い子にムチでお仕置きをして回る聖職者である、ムチ打ち爺さん。 いい子にはプレゼントを配って回るサンタクロースの反対の存在。 これもサンタクロースのイメージの一つの原型だといわれています。

そして20世紀にコカコーラ社の広告にあらわれたサンタクロース。

クリスマスの起源は、世界の様々な地域に太古からある、「冬至」のお祭りだと言われています。
太陽の力が一番弱くなり、自然は生命力を失い、世界がすべてのバランスを失うこの時期、人間の力の及ばないところから精霊たちがやってきます。
彼らは恐ろしい姿をしてこの世界に現れますが、私たちからすれば、新しい生命をもたらしてくれる存在なのです。
異界から来る精霊たちは、自然のとても強い力を運んでくれます。
わたしたちは彼らをこころよく迎えて手厚い贈り物をおくり、祭りが終わると精霊たちはまたあの世に帰って行く、というのが冬至のお祭りです。

世界中には冬のお祭りにやってくる様々な精霊がいます。
北欧のユールトムテは、クリスマスに家事を手伝ってくれ、お世話になった家ではお礼にお粥やスープをプレゼントします。
北米南西部に住むネイティブ・アメリカンのカチーナは仮面をかぶって村を訪れ、子供たちに贈り物をしたり罰を与えたりする、祖先の霊や神です。
オーストリアのクランプスは恐ろしい怪物の扮装をして、鞭を持って町を練り歩き、子供たちによい子で親の言うことを聞くように諭します。日本のナマハゲなどもその仲間です。

また、お祭りの時には生命の樹である、常緑樹のもみの木や樫の木、ヤドリギなどを飾りました。

これがクリスマスのお祭り、サンタクロースやクリスマス・ツリー、クリスマス・プレゼントの由来でした。

クリスマスのこの時期、精霊たちへの贈り物として、キャンドルに命の象徴でもある火を灯し、太古から続く死と再生のお祭りをともに祝いましょう。

参考文献:クロード・レヴィ・ストロース+中沢新一『火あぶりにされたサンタクロース』(KADOKAWA)
中沢新一『純粋な自然の贈与』(講談社)

協力:石倉敏明(秋田公立美術大学)

 

「小径のノエル」は、こんなイベントです

毎年クリスマスの夜、下北沢の個人経営の店が中心となって、各店舗の前に色とりどりのキャンドルを灯します。今年は24、25日の週末2日間に開催します。

参加するお店は、当日なにか1点、スペシャルなことを用意しています。飲食のお店なら、クリスマスケーキを焼いたり、スペシャルドリンクを用意したり。ライブやワークショップ、そして物販のお店なら全品10%オフとか。

 

ちょっぴりイベントの由来など……

2010年の秋に、下北沢の雑貨屋「Rhythm9」の店先で、南伊豆に工房を持つキャンドル・アーティストの「AKARiYA」のキャンドルを灯す企画が持ち上がりました。それならば「気流舎」でも、と一緒にキャンドルナイトをやった事から、その年のイヴの夜にもイベントをやる事を思いつきました。先ほど引用した『火あぶりにされたサンタクロース』にも強く影響を受け、商業化されたお祭りとしての「クリスマス」ではなく、太古の冬の祭りを意識して、ラテン語の「誕生」という言葉に由来する「ノエル」と名前をつけました。2010年のイヴの夜に1回目が行われ、今年で13回目になります。

 

下北沢でこうしたイベントをやる理由

「クリスマス」は、そもそもキリスト教のお祭りではなく、太古から続く冬の祭りを起源とする、生命の再生や豊穣を願うお祭りでした。

近年商業化されてしまっているクリスマスですが、できれば下北沢らしくいきたいものです。大通りのイルミネーションよりも、小径の多い下北沢にはキャンドルの炎が似合う気がします。

下北沢のお店は、何十年もやっている老舗でも、出来たばかりの新しいお店でも、みんなこの街が好き、この街を大切にしたい、という意識が強いと思います。下北沢は小さなお店が沢山あって活気があるようにみえますが、小田急線の地下化や道路問題で駅前の旧い市場が取り壊されたり、大手資本が入ってきて家賃が上昇するなど、個人のささやかなお店は成立しづらい状況にあります。

小さなお店が集まって、小さな明かりを灯す。それだけのことがつながって街を素敵なものにしていけたらいいな、と思います。

ゆらゆら揺れるキャンドルの灯火を頼りに下北沢の小径を歩いてまわってみてください。

INFO

☆ 小径のノエル - Small Shops, Small Lights vol.13 ☆
- Christmas Candle Night in Shimokitazawa -
クリスマス × 下北沢 × キャンドル


下北沢の小さなお店が集まって、
クリスマスの街にキャンドルの火を灯します

キャンドルの灯りを道しるべに
夜の小径を歩いてみませんか

「ノエル」とはラテン語の「誕生」という意味
冬至を祝う太古の冬祭りからイメージしました
小さなお店の小さな炎が集まって
街行く人々の心にも、深く暖まる
祝福の火が灯ることを願っています


2022年、小田急線路跡地に下北線路街や、京王線の高架下にミカン下北が完成。そのほかにも沢山の新しい変化が生まれ、下北沢の新しい流れを感じます。と同時に、変わらない路地や人とのつながりもこの街では生きています。そして新しさと変わらなさが混在することがこの街の魅力だと感じます。

「ニュー&オールド - 懐かしくて、新しい下北沢」

キャンドルの灯火を道しるべに、懐かしくて、新しい下北沢を感じ
ともに祝う夜としたいと思います。

開催日時: 2022年12月24日(土)&25日(日)

☆ 小さなお店と小さな灯たち ☆
参加店舗にて、キャンドルアーティストによるスペシャルな
デコレーションを楽しめます
各店舗ではクリスマスメニュー、イベント、ノベルティなど!
※キャンドルの点灯は夕暮れ~22時ごろ。(一部深夜営業のお店は深夜まで)

☆ キャンドルマーケット&PARADISE BOOKS ☆
下北沢線路街 空き地にて、2日間キャンドルマーケット&PARADISE BOOKS(移動図書館)が出現!
キャンドルマーケットでは、さまざまなアーティストのオリジナルキャンドルが並びます。
*24日(土)は、シモキタおやこのまちつどい市が同時開催、点灯式もあるよ。
25日(日)は、クリスマスマーケットが同時開催。
※詳しくは、後日お知らせいたします

☆ 小径のノエルマップ ☆
マップを手に下北沢の街を歩いてみてね

☆ キャンドルコンテスト ☆
来場者のみなさんに、街歩きを楽しんでいただきながら
キャンドルと店舗の織りなす世界に
投票をいただきます
みんなのお気に入りを教えてね!

☆#小径のノエル2022 でSNS投稿☆
小径のノエルで素敵な写真や動画を撮ってみんなでシェア!参加賞あり!
写真を撮って温もりを共有!
twitter/Instagram #小径のノエル #小径のノエル2022

★☆★ ドネーション募集 ★☆★
「小径のノエル」の開催を願う多くの人と
共に祝う祭りを目指 し、広くドネーションを呼びかけさせていただきます
クリスマスの下北沢を
一緒にキャンドルの街にしませんか?

キャンドルが、街に灯る時間を願い、お気持ちを寄せてください。ご支援お願いします。
※後日、詳しくお知らせいたいたします

キャンドルの点灯は
夕暮れから22時くらいまで。
※一部深夜営業のお店は深夜まで

場所:下北沢駅周辺の各店舗
各店舗前にキャンドルが灯されます。
(雨天時は軒下や店内にて)

<デコレーション参加店舗>
SHIMOKITA FRONT、Flowers Loft、下北沢 リンク・パーク、LOOK UP COFFEE、barnitas、Grow Bar Joint、かまいキッチン、下北線路街 空き地、ハーフムーンOK、月灯 -Ghetto-、cafe Stay Happy、カレーの店・八月、三叉灯、RBL CAFE、MOTHER、茄子おやじ、nikki、FILM、COFFEA EXLIBRIS、ティッチャイ、mahina pharmacy、気流舎
※11/18現在

<キャンドルアーティスト>
AKARiYA、Fuji Candle、Peace Candle、P's Candle、UNA LUCE、Ninosathes、empfangen candle、なないろcandle、Will come true candle、和ろうそくYagi
※11/18現在

主催:小径のノエル実行委員会(参加店舗で構成)

問合せ:komichinonoel@gmail.com
昼:03-6318-5323(かまいキッチン)
夜:03-3410-0024(気流舎)

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CONTACT

以下の入力フォームに必要事項をご記入の上、送信してください。

下北沢駅周辺の各店舗の共同主催です。
イベントのお問合せは各店舗まで。
全体に関するお問合せはこちらからお問い合わせください。

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